共働きからサイドFIREへ 千里の道も先取貯金から

saving money

子どもの頃、もらったお年玉を全部使ってしまっていた有馬なりです。大学生の時、車の免許を取る費用を子どもの頃から貯めてきたお年玉で払った友人がいてびっくりした記憶があります。私も少しずつでも貯めておけばそこそこのお金になったかも・・と。大人になった今は先取り貯金をしてひと財産貯めることができています。

結婚当初のお金が23万円だった話はこちらから

この記事は、これからお金を貯めて行こうと考えている方、これから家計を見直していこうという方向けに書いています。

なぜ、FIREを目指すのに先取り貯金が必要なのか

人間はあったらあっただけ使ってしまう生き物だから

「ほっといてもお金めっちゃたまってたわ」という人は、生活費を超える高収入の人か、実家住まいか、相当堅実な人ではないでしょうか。

実際、20代の45%、30代の36%が「貯金していない」という調査結果があります。

意識しなくても無理なく貯まるから

上の記事にもありますが、給料が出たら使う前に積み立て定期貯金などで強制的に貯金しておくことで、残ったお金で生活する習慣がつき、自然に貯金がたまっていきます。

新婚夫婦でこれから家計管理を始めていくなら、はじめが肝心、ルール化しておきましょう。

先人や古典が提唱してきた蓄財法だから

2つほど本を紹介しておきます。

本多静六 著書「私の財産告白」

現在Kindle Umlimited対象

 「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付。漫画「インベスターZ」で有名

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか 

こちらも現在Kindle Umlimited対象

こちらも有名ですが、100年前に出版されて今も読み継がれる蓄財・投資方法の本です。お金持ちになるための七つの道具のうち1つ目が収入の十分の一を貯金せよ」と提唱しています。

お金が貯まると、共働き生活で選択肢が増える

気が付いたらお金がたまっていること、選択肢が増えることを実感できます。例えば、

  • 10万円あれば   美味しいものを食べに行く
  • 50万円あれば   海外旅行に行く
  • 100万円あれば  子供を持つ準備をする
  • 1000万円あれば 家を買う頭金に
  • 1億円あれば   FIREできるかも

 ある程度貯金がたまったら、早めに積み立て投資を始めることで、さらにお金を増やすことができます。

共働きでも無理なく実践できる先取り貯金の方法は?

いくつかありますが、だいたい3通りです。

  • 会社の天引きの財形貯蓄や社内預金制度を活用する
  • 銀行の自動つみたて定期預金などを活用する
  • 証券会社のつみたてNISAで積立型投資信託の商品を選ぶ

会社の天引きの財形貯蓄や社内預金制度を活用する

ご自身が勤める会社で、財形貯蓄や社内預金制度はありますか?

社内預金は一般の銀行より良い金利を提供する制度で、下限金利が0.5%、大企業では1%の場合もあります。普通預金は0.001%ですので相当有利ですね。

財形貯蓄は「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3種類がありますが、積み立て開始から一定期間は払い戻しができないので、使い込み防止に有効です。また、550万円まで非課税の優遇があります。

銀行の自動つみたて定期預金などを活用する

会社の制度がなくても、銀行で毎月決まった日に指定口座から決めた金額を定期預金に振り替える「自動つみたて定期預金」や、金利のよいネット銀行口座に毎月振替える設定をすることもできますね。

自分でATMでお金を引き出して別口座に移す手間がないので、面倒くさがりの人にも向いています。

証券会社のつみたてNISAで積立型投資信託の商品を選ぶ

つみたてNISAとは

日本政府が国民に投資を推奨するために作った優遇制度で、以下のメリットがあります。

  • 毎年40万円 × 20年積立てできる(総額800万円)
  • 金融庁が推薦する優良ファンドに投資ができる
  • 配当金や、売った時の利益が非課税(普通は20%)

社会人になりたての人であれば、まずは月1000円でも1万円でも積み立ててみると良いです。

毎月1000円を20年貯金すると24万円にしかなりませんが、年利5%で20年運用すると、41万円になります。

もちろん、投資は元本保証はありませんし商品を選ぶ時にある程度の知識は必要です。でも、月1000円ってスタバ2回で消えていきませんか?

小さな投資から練習していくのも肌感覚がつかめるのでお勧めです。

どんな商品を選ぶのかは、また投資について書きたいと思います。

サイドFIREしたわが家で実践していること

住宅財形貯蓄(今はやっていません)、銀行での自動つみたて定期預金、毎月の積立投資を実践しています。住宅購入資金や、現在の投資のベースとなる貯金になっています。

今回記事を書くことで、夫勤め先の社内預金制度をまた活用してもよいなと思いましたので、確認してみたいと思います。

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ではまた!

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