将来いくら必要なのか? 共働きのライフプランシュミレーションとわが家がFIRE前に確認したこと

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将来や老後にいったいいくらお金を貯めたらよいのか、「目標額」を把握していますか?

前回紹介した「正しい家計管理」では10年間の支出予測表、10年後、定年後の財産目標を書こうとすすめています。
それでも、今の時点では全くイメージがわかないという方は、ライフプランシュミレーションを使いましょう。

FIREを目指すにあたってライフプランのシュミレーションは非常に大切です。わが家でも会社を辞める時にシュミレーションしたことを最後に追記します。

ライフプランシュミレーションとは

ライフプランシュミレーションとは、家庭の収入や支出、家族構成や家を買うか、毎年旅行に行くかなどおおまかなライフスタイルや計画をもとに、将来にわたってお金が足りているかどうかを試算するものです。

タイプ別におすすめのライフプランシュミレーション4つ

スマホで簡単にできるものから、正確に把握したい方向けまで私が使ってみて良かったものをいくつか紹介します。

スマホで気軽にシュミレーションしたい人

自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション(一般社団法人 全国銀行協会)

長所 質問に答えていくだけで手軽にシュミレーションができます。
欠点 手軽さの反面、家を買う費用や年金など一般的なデータをもとに費用を計算しているので、あくまでも参考に

投資と貯蓄両方計算したい人

みずほ銀行のライフデザイン・ナビゲーション

長所 

預金だけでなく、投資商品(国内海外株式、投資信託、債権など)の種類と金額を入力できるので、投資金額がどのように増えていくのかイメージできます。(あくまでも予測)

みずほ銀行オンライン口座がありマネーフォワードを使っている方は、そのままデータを使えるようですが、手入力でもシュミレーションできました。

短所

結果が少し見づらいかも。個人の感想です

自分で細かく正確にシュミレーションしたい人

自分で家計簿や源泉徴収票や給与明細、自分の年金受取額などを片手にに正確かつ色々なパターンのシュミレーションをしたい方には2つ紹介します。(もちろん上記2つでも正確なデータを入れるとより正確なシュミレーションに近づきますが) こちらは長所短所は省きます。いずれも、細かい作業が好きな方向けですね^^;

FP協会のエクセルテンプレート


FP協会のサイトにある各種エクセルテンプレート

ライフイベント表


キャッシュフロー表

を確認。あわせて家計の収支確認表や家計のバランスシート(書籍「正しい家計管理」の財産目録にあたりますね)も活用すると良いですね。

FP Teacher

FP Teacherは、ファイナンシャルプランナーが使っているソフトの無料版です。

ローンの返済シュミレーションもできます。

ライフプランシュミレーションで気を付けること

私が共働きママ友や職場同僚と話していると、いざ家を買う時や節目に話し合ってみると2人が思い描く将来のプランが全然違っていた という話を時々聞きます。

ライフプランシュミレーションについても独りよがりのプランではなく、夫婦が「どう生きていきたいか」を合わせておく必要があります。生き方というと大げさかもしれませんが、
2人のキャリアプラン(出産しても仕事を続けたい、転勤があったらどうするか、転職や起業)がすべての前提にあり、その上で
持ち家か、賃貸か
親と同居か近居か
子どもを持つか、何人欲しいか、できなかったら
車を持つか などなどを話しておく必要がありますね。

この辺を結婚前に電卓片手に話しだしたらロマンティックじゃないですが、結婚後に全くかみ合わないと気づいたら不幸ですね…みんなどうしているのやら。

わが家でFIRE前にシュミレーションしたこと

共働きからサイドFIREにシフトするか判断する際、以下を計算しました。

無収入生存月間

これは今の貯金で、あと何か月暮らしていけるかというものです。月々の生活費が20万円で貯蓄が200万円ならば10か月、2000万円なら8.3年になりますね。

FAT FIREと言われる完全リタイアでは、25年分と言われていますね。

子どもの教育費が確保できている

考えられる最大出費のケース(下宿とか学部とか)に備えた用意ができていることを確認しました。

もらえる年金を確認

「ねんきん定期便」という封書が届いているのを、確認したことはありますか?

または、日本年金機構の「ねんきんネット」で自分がもらえる年金額を確認できるのをご存じでしょうか。

夫婦の金額を確認することで、漠然と「2000万円かかる」ではなく、「毎月あと何万円必要か」と具体的にイメージできました。

ライフプランシュミレーションを実施

マネーフォワードのプレミアム会員(月500円)の特典としてついてくる、提携生命保険会社のファイナンシャルプランナーによるライフプランシュミレーションをお願いし(生命保険の営業もありました)、その後自分でも計算しました。結果、現在の投資運用金額をベースに当面片働きで生活して問題ないという結論を出しました。25年分の生活費を貯めるFAT FIREにはもう少しかかりそうですが、夫婦それぞれ完全に仕事を辞めなくてもよいかと考えています。

以上いくつか紹介しましたが、家計簿同様に将来のFIREに向けてや安心な老後に向け、ライフプランシュミレーションはコンパスの1つになると思います。

収入も支出も、ライフステージ毎に替わります。
夫婦で話し合いながら、2人の価値観やゴールを反映したプランを作ってみてください。

では、良い週末を!

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