こんにちは、有馬なりです。今日は、NISA投資をして5年目にあたる口座を持っている人がやらなければならない、ロールオーバーについて解説します。理由は私も対象者だからです。
目次
NISAとは?FIREを目指す人には常識ですが復習
若干あおり気味ですが、NISAについてひとことで復習を。NISAとは、120万円投資枠まで、投資開始から5年間、譲渡益、配当金、分配金など利益が非課税になる少額投資非課税制度です。5年たつと課税枠口座に戻すか、ロールオーバーを選べます。2018年から始めた人は2022年今年が判断の年です。
なおつみたてNISAは、年間40万円までが非課税。非課税期間は20年間ですね。
詳しく理解したい方は、過去のこちらの投稿を参考にしてください。
ちなみに先日、岸田首相が訪米先で「NISAの恒久化」について発言しましたね。これは、現在のNISAは非課税期間は5年間、制度は2028年まで、つみたてNISAは非課税期間20年間、制度は2042年までの期間限定だったのをずっと使えるようにしようというもの。但し、そのかわりとして現在投資で得た利益にかかる税率が約20%なのが増税となるのではとささやかれています。
FIRE目指す共働きの人、今年のNISA枠つかってますか?
使っていない人は、残り3か月で120万円を投資!
使っている人は、NISAとつみたてNISA間の切り替えは10月以降はできなくなるのでご注意ください。
今年がNISA開始5年目の人向けのトピックです
2018年にNISA口座で購入したものは2022年12月末に非課税期間が終了。NISAのロールオーバーするか、課税枠に移すか判断が必要です。
サイドFIREを目指す人が知るべきNISAのロールオーバーとは
ここのスタンスは長期分散投資と共働きによるサイドFIREなので、NISAも長期保有が前提となります。
NISAで買った株式や投資信託は利益が5年間非課税だが、「新たなNISA口座に移管(ロールオーバー)する」と引き続き5年間非課税で保有できることです。長期保有前提なので、ロールオーバー前提で話を進めます。
証券会社にNISAロールオーバーの申し込みをします。通常10月上旬から可能です。ネット証券の場合、トップページのお知らせに【該当するお客さまへのお知らせ】2022年NISAロールオーバーについて(10月上旬開始予定)といった内容のメッセージが来ていると思います。
10月上旬になったら、例えばSBI証券の場合は お知らせのメッセージからか、トップページ>NISAつみたてNISAタブ>ロールオーバーをクリックすると手続きできます。
特定口座か一般口座に移され、20.315%の課税対象となってしまいます。
そのまま全額ロールオーバーできます。ただし、120万円を超える金額をロールオーバーした場合、翌年の非課税枠はもう使えません。金額は年末最終営業日時点の価格が基準です。
残りの金額は非課税枠として新たに投資できます。たとえば70万円しかロールオーバーしないならば、残り50万円は非課税枠として使えます。
SBIはTop>口座管理>口座(NISA)
楽天もトップページからNISA・つみたてNISAのタブをクリックしてください。
2022年の枠、120万円使い切ってなかった!残りXX万円何に投資しよう!?
なお、もしNISA口座を確認したところ、「あらまだ今年120万円分投資してないわ、使い切らないと」という場合は、S&P500か全世界株式にでも投資してしまってください。基本NISAは5年寝かすので、FIRE民ですし長期分散前提でよいかと思います。
または、ポートフォリオのリバランスに使っても良いかと思います。
FIREを目指しているのにNISA口座を開設していない人は仕込みましょう
まだネット証券の口座を開設していない人は、これを機会に開設し、今年のNISA枠を有効に活用してください。
手数料が安いネット証券は、SBI証券か楽天証券がおすすめです。
SBI証券まとめ&雑談
まとめると、開設して5年になるNISA口座をお持ちの方は、使う予定がなければ忘れずにロールオーバーしましょうね、というお話です。ネット証券にお知らせが来ていると思いますし、トップページからNISA・つみたてNISAのタブを選択すれば、10月上旬からロールオーバーの手続きができます。
今日もMidjourneyでAIにこの記事に合う絵を描いてもらおうとしました。暖かいライトの心地よさげなダイニングルームでPCの前に座っている日本人女性を描いてもらったら、なんだか暗~い感じになりました。まだまだ呪文が未熟なようです。
木曜日ですね。週の後半、良い午後をお過ごしください!
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