自分が事業をしたいのか、不労所得が欲しいのか?共働きからFIREを目指す人は考えてみよう

FIREを目指す人が望んでいるのは、事業なのか不労所得なのか?

こんにちは、有馬なりです。今日は「FIREを目指す人が望んでいるのは、事業なのか不労所得なのか?」と考えてみたことを整理してみたいと思います。

両学長の動画「第291回 【意外と知らない】資産運用とビジネス「真逆の成功法則」5選【お金の勉強 初級編】」を見て考えたことがきっかけです。動画のリンクは下記に貼っておきます。

要点は「投資とビジネス(事業)ではやり方が真逆」という観点で、

・投資はオープンな情報で成功するがビジネスは人脈を介したクローズドな情報で成功する

・投資は分散が大事だがビジネスは集中が大事

・投資は高い手数料に価値はなく、ビジネスに高い価格と見合った価値が必要

・投資にこだわりは不要だがビジネスは好き・得意なことが大事

・投資は時間がかかるが、ビジネスはスピードが大事

といった内容でした。

FIREを目指す人のタイプその① 不労所得でもうけたい人

「不労所得」とは

上記で両学長が解説している投資はいわゆる「不労所得」「純粋なお金儲け」と考え、続けます。

また不労所得について人によって解釈が異なるかもしれないので、ここでの定義を解説します。

デイトレードのように毎日相場に張り付く作業をしないS&P500や高配当株ETFなど比較的ほったらかしの投資、不動産投資、または一定の労力を割いてブログを執筆したのち、放っておいてもGoogleAdsenseやアフィリエイト報酬が発生しつづけるサイト、外注を用いて自分がいなくても回るECサイトを運営するなどが「自動運転でもうける」に当てはまります。「自動運転」と言い換えても良いかもしれません。

ブログ運営については、以前ブロガーのクロネさんが「自動販売機にならないのでオンラインサロンやコンサルはやらない」と書かれていました。

ECサイト運営については、「週4時間だけ働く」というベストセラー本があります。これに興味がある方は、「自動運転で儲けたい」に入りますね。「今すぐ妻を社長にしなさい」や「無税入門」を読んだ人も、該当します。(ソース:私)

FIREを目指す人のタイプその②自分の事業でもうけたい人

下に挙げたようなアフィリエイトの実践本を買って、その為の実践・労力を惜しまない人。

自分の好きなことで事業をやってみたい強い気持ちがある人。

「売りたい」「拡大したい」「広めたい」もしくは「目の前にある課題を解決したい」などの強い気持ちがある人。事業で成功している人は、「お金への欲求」が事業への原動力になっている人も多いです。でもこれは、「自動運転」ではなく相当なハングリー精神とパワーに由来しています。

FIREを目指したい人の行動理由 逃げたいのか、成したいのか

上記を読んで、「いや俺①と②両方に当てはまるし、両方の本読んでるけど」という方も多いと思います。

そもそも、なぜFIREを目指すのでしょうか。

毎日の仕事と家事育児がしんどい、時間がない、理不尽な職場から逃れたい、好きなことをしたい、などきっかけは色々ですが、「何かを成したい」のか、「苦痛から逃れたい」のか、どちらでしょうか。

一昔前にFIREする人は、いわゆる「FAT FIRE」の人が中心で、「何かを成す」、つまり事業を経営したのちに完全にリタイアするという人が主流でしたが、今は違います。

投資や副業からスタートした事業を組み合わせて、「サイドFIRE」や「リーンFIRE」など、やりようによっては人生の早い段階で自由な時間を手に入れることができる、というのが現在多くの人が目指す形ですね。

もちろん、「何かを成す」ほど大げさでなくても、趣味を生かした副業などでも十分に事業のきっかけになると思います。

最後に 不労所得を得たくてFIREしても良い。自分のタイプを知った上で行動すること。

もし自分自身が求めていることが実は「お金と時間」だけで何の野望もないんです、という場合も全然良いと思います。家族と自分が幸せならそれでよい。ただ、一般的にFIRE達成への時間を短縮するには、どうしても「収入アップ」が必要で、それには転職や事業が近道である、というだけです。

また、自分自身の成長、人とのかかわり、承認欲求、など社会的な欲求を満たすには、何らかの事業、副業、仕事が助けになります。

FIREを目指す人は、自分のタイプが①不労所得を得たいのか②事業でもうけたいのか知った上で、投資や副業にかけるエネルギー配分をすれば、迷わないで済むかと思い、まとめてみました。

以上参考になったら嬉しいです。投稿が役に立ったら、応援にクリックいただければ嬉しいです!

にほんブログ村 投資ブログ 億り人へ

みなさん良い一日を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA