FIREを目指す子持ち共働きが投票するならどの政党?マッチング診断も

こんにちは、有馬なりです。昨日は痛ましい事件が起きました。まずは安部元首相にお悔やみを申し上げます。それでも、明日は参院選の投票日ですね。今回のことで感情的に流されることなく、「投資をしながらも主に会社で働いている子育て中の共働き世帯」が、自分自身や将来の日本や子供たちにとって最善の選択ができるよう、皆さんが投票をする為の判断材料を提供できたらと思い書いてみます。

★文章読まない人はNHKのボートマッチサイトで質問に答えていくといいですよ!

★特定の政党を推すわけではなく、投資観点、子育て、女性が働くという観点で夫婦別姓、将来の子供たちにかかわることという観点で書いています。

★また、自分の一票を効果的に使いたい場合、接戦の候補者を確認する方法についても紹介しています。

★ソースは何 という方の為に最後にそれぞれの政党公約のリンクをはります。

投資にまつわる税制について

金融所得課税について自公は触れず、他は累進性強化で格差是正

昨年末に岸田首相が発言し投資民の間で物議をかもした「金融所得課税の強化」については自民党は触れず、代わりに「規制緩和と税制など政策総動員で魅力的な投資環境を実現する。世界のマネーを呼び込むとともに『貯蓄から投資へ』の流れを大胆に生み出し、成長の果実を多くの国民が手にする資産所得倍増社会を実現する」としています。まぁまだトップの発言が二転三転したことから、はっきりとは分からないですが。公明も特に富裕層への課税強化は触れてないですね。

維新は、「高額所得者ほど総所得に占める金融所得の割合が高く、所得税負担率に逆累進性が働いている現状を改善」し、簡素で公平な税制を目指すとあります。つまり富裕層には厳しそうです。

立民は「所得税の累進性強化、金融所得課税への累進税率導入」国民は「富裕層への課税強化」、共産と社民は「富裕層と大企業に応分の負担を求める」と、おおむね格差是正の為、収入があがれば税もあげる方針です。

まとめると

有馬なり
有馬なり

自分が富裕層でビタ一文増税されたくなければ自民公明、自分の資産や収入に応じて投資利益を弱者へ還元したい人や、自分自身まだまだ資産収入が多くない場合はそれ以外へ

教育無償化など子育て支援についての優先度

いずれの政党も「教育無償化や子育て支援」をアピールしている為、「公約の何番目にそれを掲げているかで、党としての優先度が高いかわかる」という考え方で、大項目の何番目に登場するか比較してみました。

自民党 2
立民 2
公明 2
維新 1
国民 3
共産党 2
社民 17

社民党意外ですが、平和が第一ってことですね。

女性が働くことへの支援 選択的夫婦別姓について自民党は記載、維新・立民は明記。

共働き前提の場合、女性が結婚で姓を変えなくても良い選択肢があると、役所を回ってたくさんの書類を書かずにすみますよね。自民党は昨年「議論すること自体を先送り」したので、かなり絶望的です。

こちらはNHKの候補者アンケート結果から引用してみます。これを見ると、夫婦別姓に賛成か反対か、党の泰一がよくわかります。自民党は答えるなプレッシャーでもあるのか、40%が無回答ですね。

将来の子供たちに関わること(戦争、基本的人権など改憲論議)

憲法改正の草案は2012年に自民党から出ており変更されていません(リンク)。自民党は与党なので、その内容に賛成か反対かというものになります。

こちらのサイトがとても分かりやすくビジュアル化しているのでご確認ください。

自民党の改憲草案で憲法はどう変わる?

他にもありますが要約すると、

  • 戦争をしない決意を削除、国防軍を持つと明記
  • 引っ越しや移動をする自由を「公共の福祉に反しない限り」保証するに変更
  • 国民の自由及び権利について、「責任及び義務が伴う」「公益・公の秩序に反してはならない」と追記
  • 集会結社の自由について、「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動・結社は認められない」と変更
  • 改憲に必要な国会議員の必要数を3分の2から過半数に変更
  • 「基本的人権は将来にわたって侵すことのできない永久の権利」を削除

国民の自由や権利は縮小し、より政権与党に権限を与える内容です。ウクライナの状況や近隣諸国の脅威はあるにせよ、子供を戦争に送る国にはしたくないというのが私の意見です。

自分の一票がインパクトを与えられるように接戦の候補者を確認する方法

新聞社の特集サイトで、自分の住んでいる地域の接戦状況を確認できます。私の場合は、1番2番で競っていたら、自分の考えにより近い方、選べるなら若手・女性を選んで投票します。

読売新聞 参院選2022 情勢調査

70歳以上の人に投票してもね・・と子育て世代は思うので。

これは他にも提唱している方がいるので、すでにご存じかもしれませんが紹介まで。

まとめ & ソース

FIREを目指す投資家の視点と、現状の会社員・共働き・子育て視点を完全に満たす政党は存在しないですね。基本的には自民党は保守的、変えたいと思うなら野党ですが、政権与党になることをゴールにすると現実的でない。ただ、現状に不満があるならば、当落線上にいる野党候補者に投票する、自分の考えに合う野党に投票することが意思表示かなと思うので、私は読売新聞の情勢調査を見て投票にいってきます。

参考にしたリンク

分かりやすく役に立った順に書いています。政党公式サイトはすべてではないですがソースとして載せました


NHK参議院選挙2022特設サイト
ボートマッチ

政治山 「重点政策・公約比較表」
政策別に比較できる!とても見やすくソースが明確!

自民党の改憲草案で憲法はどう変わる?
上で紹介した改憲内容のビジュアル解説。

自民党の改憲草案

自民党マニフェスト

2022年参院選 経済政策・給付金・税制の公約比較

維新マニフェスト

共産党

立憲民主党
政策を知る
マニフェスト

社民党

おわりに

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それでは良い一票を!

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