【共働きからFIRE】ドルコスト平均法と一括投資どちらが良いのか/有馬家の判断

こんにちは、有馬なりです。このブログでは基本的に「ドルコスト平均法」に基づいた「長期・分散積み立て投資」をおすすめしています。

有馬なり
有馬なり

ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。

B子さん(28)
B子さん(28)

確か、株価が低いときは沢山株を買えて、株価が高いときは少なめに買い、買うタイミングを考えずにすみ、買う金額を「ならす」ことができるんだね。

とはいえ私は専門家ではないので、ジュニアNISA80万円分x子供分を投資するにあたり、一括投資かドルコスト平均法にすべきか、改めて考える為に材料を集めました。

NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAについてはこちらで触れました

ドルコスト平均法と一括投資どちらが良いのか 同じ金額で比較した場合

「一括投資と積み立て投資、同じ金額の場合どちらが得か?」というグラフがありました(アクサ生命サイトより引用)。下記のグレーの面に見えるのが250万円を125か月(10.42年)かけて毎月2万円積み立てた場合。

紺色の折れ線グラフが、250万円を一括投資して125か月放置した場合です。

結果は、「一括投資は一定期間元本割れする時期があるが、最終的には元本の86%増」

「積み立て投資は、大きく目減りする時期はなく、元本から79%増」の結果となりました。

一括投資原本2,500,000円(最初に一括で250万円投資)、積立投資原本2,500,000円(毎月2万円ずつ合計250万円投資)
一括投資資産評価額 約465万円 元本から約86%増
積立投資資産評価額 約447万円 元本から約79%増
AXA生命「人生100年の歩き方とは」ドルコスト平均法とは? 毎月定額で積立てる方法の長所と注意点を解説より

家庭の「資産全体」でアセットアロケーションを考えた場合

投資のスタンスとして、「どれだけリスクを許容できるか」考える必要があります。生活費や子供の学費が吹き飛んでしまうような投資の仕方はできませんので、全財産が300万円の人、3000万円の人、3億円の人でとれるリスクは変わってきます。

3億円の人が250万円を溶かすのと、全財産300万円の人が250万円を溶かすのでは深刻さが違ってきますもんね。

で、このサイトを参考に考えました。

普通の人資産運用で 99 点をとる方法とその考え方

(ぜひご一読ください)

この中のさきほどの A さんの例だと、50%を一括で投資していましたが、それでよいのでしょうか?少しずつ分割して投資したほうがよいのではないでしょうか? という項目で、

安全資産とリスク資産の割合を50:50にしておきたいAさんが、資産の50%を一括で投資した場合とドルコスト平均法で10%ずつ5年かけて分割投資した場合

の比較をしています。

★ここで書いている投資商品の前提は、全世界株式やS&Pなどのインデックスファンドに投資した場合です。個別株などではありません

詳しくはリンク先を見ていただきたいですが、要約すると、アセットアロケーションについては

  • Aさんのリスク許容度が 50:50 にも関わらず、最初の 5 年間は、A さんはリスク許容度よりも圧倒的に低いリスクしかとっておらず 必要以上にローリスク・ローリターンなアセットアロケーションとなってしまう

また、元本からいくら増えるかについての比較もされています。

前提条件として、「今後 10 年の間に 1 年だけ暴落(-20%)が起きる、それ以外の年はリターンが 4%」とした結果

  • ドルコスト平均法の場合は、暴落が起きる年によって、最終的なパフォーマンスが変化した(暴落が早めに起きると得し、遅めに起きると損)
  • 一括投資の場合は、暴落がいつ起きても、パフォーマンスは同じ

となりました。

また、下記記述もシェアしておきます。

資産運用のリターンは結局のところ「できるだけ多くの資産」を「できるだけ長い年数」市場においておくことでほぼ決定されます。そのため、リスク許容度の範囲内で、「リスク資産の額」x「年数」であらわされる「掛け算の結果」をできるだけ多くするのが重要と考えるとよいでしょう。

普通の人が資産運用で 99 点をとる方法とその考え方

要は、自分がリスクを取って投資してもよい手元の貯金を何年かかけ分割して投資するのはもったいない。でも、毎月コツコツと家計の余剰資金を積み立て投資するのは「長期・分散・積み立て投資」で理にかなっている と理解しました。

なので、結論、ジュニアNISAは一括投資しました。もちろん日々の家計では、毎月一定額を天引きしてコツコツ積立を継続します。

長期・分散・積み立てが基本とはいえ、「不安心理」を払拭するのはなかなか難しいものですね。これからも学んで「あまり触りすぎない投資」にしておきたいと思います。

雑談:アジアはもうすぐ旧正月

最後の本日のトップ画像について、5年前の今日私が撮った写真をGoogleさんがおすすめしてくれました。

日本では太陽暦でお正月を祝いますが、中国や東南アジア諸国の中華系の人々は、今も太陰暦のLunar New Year、またはChinese New Yearを盛大にお祝いします。写真はマレーシアのショッピングモールですね。

クリスマスが終わるとショッピングモールには真っ赤な飾りつけがあふれ、服売り場もやたらと赤が目立つようになるんですよねー。当時習っていた中国語の先生曰く「下着まで赤でそろえる」んだそうです。食事も旧正月にちなんだイーサン(麺と刺身などでできたもので、みんなで箸で持ち上げて健康や繁栄を祝う)をレストランで食べたり、やたらとマンダリン・オレンジが配られます(これが日本のみかんよりも相当硬くて、受け取るのには閉口する)

異国情緒に触れる機会が今なくなっているのは本当にさびしいですが、日本の季節行事としてバレンタインデー・フェアのチョコレートを見て回ったり、スキーを楽しんだりはしたいですね!

以上、徒然と書いてしまいましたが調べたことが参考になれば幸いです。

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ではみなさん良い一日を!

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