サイドFIREに向けてやったこと 夫婦とも正社員共働きの継続

こんにちは、有馬なりです。以前の「億までの道 共働きでやってきたこと」で5つやってきたことをお伝えしました。

  1. 家計管理
  2. 共働きの継続
  3. 家にお金をかけない
  4. 必要なら転職
  5. 投資で加速

今日は2つ目の「共働きの継続」についてわが家の例を交えて書こうと思います。

FIREにも自立にも、正社員か専門職での共働き継続が大切な4つの理由

FIREを実現するためにも自立にも、夫婦とも正社員か専門職の共働きを続けることが、非常に大切です。わが家が蓄財できた最大の理由はこれです。以下、大切だと考える理由を説明します。

1. 日本では正社員と非正規雇用でさまざまな条件に差があるから。

正社員や専門職の道を選ぼうにも、不況や家庭の事情で選べなかったり、手放すしかないなど、それぞれ人によって状況は異なります。

しかし、正規雇用と非正規雇用では、給与、昇給、ボーナスの有無、解雇しやすさ、福利厚生や教育、退職金など様々な部分で差があり、生涯賃金で億単位の差がつくという試算もあります。

(詳しくは、FIRE本の著者でもある山崎俊輔氏による日経新聞のコラムをご参照ください)

正社員の座を手放すな 生涯賃金で「億」の差も

また、現在コロナ禍で飲食業やサービス業の企業が人件費を調整し、その結果非正規雇用の方々が苦境に立たされているのはご存じの通りです。

一旦正社員の働き方を手放してしまうと、なかなか正社員に戻るのは難しいですが、山崎氏もあきらめずにもがいてみることを奨められています。

今は正社員の立場になかった場合、正社員になることは少し厳しいハードルになりますが、それでももがいてみることをおすすめします。(中略)企業にとっては「非正規は雇用の調整弁」かもしれませんが、私たちにとってはその調整弁とされるかどうかで人生が大きく変わってしまいます。これは避けなければいけません。

山崎俊輔氏 正社員の座を手放すな 生涯賃金で「億」の差も より

わが家の場合は結婚退職後、半年で就職活動し正社員に復帰しました。

2. 世帯年収1000万円を超えるハードルは共働きの方が簡単だから

FIRE本やネット上で「再現性の高い方法」として「正社員や公務員の共働き」がよく挙げられています。

一人で年収500万円から1000万円を目指すのは大変ですが、年収500万円が2人ならハードルは高くないですね。

最近は「パワーカップル」という表現がありますが、男女とも普通に正社員や専門職、公務員を続けていたら、そんな大げさな呼び方のレアな属性ではないと思います。

(フルタイム共働きをしながら家事育児をするのがどれだけ忙しいかは、また別のお話として・・)

3. 共働きは、人生のリスクヘッジになるから。

先の投稿にも書きましたが、人生にはリスクはつきものです。

夫が高収入でもある時倒れてしまうかもしれませんし、うつ病になって退職するかもしれない。

死別するかもしれないし、離婚するかもしれない。

男性だって、自分が会社が辛くて辞めたいと思っていても、奥さんが専業主婦で子どもがいて住宅ローンがあったら中々転職するのもリスクと考えがちですが、奥さんが正社員ならずいぶん違ってきます。

4. パートナーに経済的に依存していないことで、人生の選択肢があるから。

私や夫の身の回りには、「夫が長年浮気しているが、自分が専業主婦なので離婚できない・しない」という奥様が、直接の知り合いで片手以上います。それは友人だったり、職場の同僚の奥さんだったり、母親の友人だったりします。

私の場合は「なんでここまでコケにされてまで別れないのかな?」と思ってしまうのですが、結局自分と子どもの経済的安定を心の安定より優先させ、心にフタをして生きているのかな・・・と想像しています。

パートナーの浮気に限らず、DVだったり性格の不一致など別れた方がお互いの人生にとって良い場合に、自分に安定した収入があれば切れるカードは、多いです。

簡単に別れることをすすめているわけではなく、ある意味「運」でしかない相手に人生を任せるよりも、お互いに自立していた方が、お互いに選択肢が多いと思っています。

以上、前に書いた事の繰り返しの部分もありますが、「正社員か専門職での共働きが大切な理由」をわが家の例と私見を交えつつ書いてみました。

それでは、良い日曜日の夜をお過ごしください!

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