この記事は共働きでFIREを目指す人や、これから家庭を持つのでお金を貯めたい、お金持ちになりたい、という人が「初心者だが、投資って何かイマイチ分からない」「投資ってどんな種類があるのか理解したい」「リスクの低い投資を始めたいがどれを選んだらよくわからない」、という疑問を持つ方に、投資にはどんなものがあるかをなるべくわかりやすく解説します。最後にもっと詳しく知りたい方向けの参考リンクと、子供と一緒に学べるボードゲームを紹介してあります。
目次
投資にはどんな種類があるか
投資の種類?えーと株でしょ、仮想通貨、FX、NFT・・・
一般的な投資商品の分類を紹介するね。
一番上の画像をもう一度こちらへも貼ります。
一般的に名前が出てくる投資商品の種類と、リスク・リターンをイラストにまとめました。
トヨタの株を買う、UNIQLOの株を買う、というように、会社ごとに発行している株を買うもの。投資信託と区別するために「個別株」と呼ぶこともあります。
例えばネットで「トヨタ 株価」で検索すると最新の株価が出てきます。だいたい100株単位で購入です。
いつでも売ったり買ったりできます。売るときには、もうけた金額に税金がかかります(Max20%)
値段はその時々で変化し、バブルやここ1年のように大きく値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。(リーマンショックとか)
株は、配当金をもらえたり、株を売ってもうけることもできます。(ちなみに、配当金のように定期的に入ってくるもうけをインカムゲイン、株を売って買った金額との差額で得たもうけをキャピタルゲインといいます)
そのほか、株主優待といって、映画や航空券を安く買えたり、お米がもらえたりする特典をつける会社もあります。
そういえば金券ショップでJALやANAの株主優待券みた事ある。
証券会社が用意している「日本株セット」とか、「米国株セット」とか、「全世界の株をバランスよく配合」とか、「株と債券と不動産をバランスよく配合」といった投資信託の商品から選んで、運用を証券会社に任せるものです。手間がかかりません。商品のリスクや手数料をよく確認する事が大切です。
有馬家が買っているのは主に日本と海外先進国の株式と不動産の投資信託です(詳細は後日)
土地やアパートやマンションを買って人に貸して家賃収入を得たり、地価が値上がりしたら人に売って利益を得る という昔ながらの不動産投資はこれです。このほか、商業ビル、駐車場、AirBnBなど民泊や貸会議室、太陽光発電なども不動産投資に入ります。
メリット
毎月家賃が受け取れます(インカムゲイン)。また、不動産を買うために銀行からお金を借りられるという大きな特徴があります(株はできない)。節税対策もできます。
デメリット
売りたいと思ってから買い手がつくまでに時間がかかる。
手間がかかる(空室が出た時の対策、修繕、クレーム、値上げ交渉などなど)
その他、リート(REIT)という金融商品を証券会社経由で買うことでも不動産投資はできます。こちらは手間はいりませんが銀行から借金もできません。売却時の税金も株と同様に約20%かかります。
国や地方自治体、企業がお金を借りる時に発行する「借用証書」のようなものです。
国が発行する国債が最もポピュラーです。
買って持ち続けている間は利子が得られます。一方ローリスク・ローリターンと言われ、金利も低いです。
債券は決められた日(満期日)にお金が満額返って来ます。
途中で売った場合損することもあります。売った時税金がMax20%かかります。
リスクは低いとはいえ、発行した国や会社が破綻したらお金が戻ってこないこともあります。
(第二次世界大戦後、日本の国債は紙切れ同然の価値になりました)
一般的に株式と反対の値動きをします。株価が上がると、債券は下がり、株価が下がると債券は上がります
ニュースで「先物取引市場で原油の価格が上昇した」とか聞きますよね。
コモディティ(Commodity)とは、“一般化された商品”の英語で、コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油や、金やプラチナなど貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティ(商品)に投資することをいいます。
金が一般投資家に人気の投資商品です。
金は世界で共通する値段でわかりやすいです。不況の時に強い「有事の金」といわれています。
ただし利息や配当はでません。
定期預金も投資商品とはいえますが金利は0.002%(2021.12月現在)なので、全く、ぜんぜん、増えません。
外貨預金は、日本にいながらドルを買ったりオーストラリアドルを買ったりするものです。
外貨預金の金利は日本円よりずっと高い(12月15日現在アメリカドルで0.01%、トルコリラで7%)ですが、その国に何かあったり為替レートがかわれば、金利がついた分が吹き飛ぶリスクは常にあります。
ここでは扱いません。投資でなく「投機」(ばくち)の範疇に入るとの認識です。
もっと知りたい方に&おまけ
金融庁の投資基礎知識というHPに「投資とは」を解説したページがあります。
FXや仮想通貨を含む暗号資産取引に関する注意喚起のページもありますので、ご参考にしてみてください。
おまけ
「マネモン」という名のモンスターが、「国債」や「株式」「不動産」といった特性を備え、好景気や不景気のときにそれぞれ違う動きをしながら投資金額を稼いでいく、というゲームがありました。小学生でも遊べました。株式が下がると国債があがる動きを、すごろくの「すすむ」と「戻る」で表現しています。
ちょっと長くなってしまいましたが、今日はここまでにします。
みなさんの参考になれば嬉しいです。ではまた!
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