前々回、インデックス型の投資信託とは何かについて説明しましたが、今回はインデックスファンドの選び方について説明します。
ちょうど友人が20代の娘さんにインデックスファンドへの積立投資をすすめたいので説明して欲しいと言われましたので、これを見ればスタートできるよう、わかりやすく説明します。
目次
インデックス投資信託 商品の選び方
先日の投稿で投資商品の種類をお伝えしましたように、投資商品には株式、債券、不動産(リート)、商品(コモディティ*)があります。それに、投資対象の地域を組み合わせた商品が、下記の図のように選択肢となります。
(*コモディティは国内市場はありません)
投資商品の値動きの大小は、株式>不動産(リート)>債券、
投資地域の値動きの大小は、新興国>世界>日本
です。
どういう投資をしたいか、性格や好みに応じた投資商品の例をあげてみました。
そのまんまですが、バランス型の投資信託をおすすめします。
商品例 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内、先進国、新興国の株式、債券、不動産指数に8分の1ずつ投資するものです。
上記はSBI証券のリンクですが他の証券会社でも購入できます。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動するものです。
米国市場全体に投資することをハイリスクとみるかどうかは意見がわかれますが
現在の成長・リターン重視の人に。(ちなみに全世界株式に投資しても、5割以上は米国株式が占めます)
S&P500連動型のファンドがたくさんありますね。一例として下記をあげます
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
ご存じのように、日本の経済成長は海外と比べて残念ながら見劣りします。
下記日本生命のコラムにGDP(国内総生産)の推移を国際比較したグラフがありますが、30年前は中国のGDPは日本の九州と同じサイズでしたが今は大きく抜かれています。先進国の成長にもついていけていませんね。
日本生命コラム 第135回 日本は「世界第3位の経済大国」というけれど
日本株を買わない日本人 新しい資本主義「貧しくなる」(12/19日本経済新聞 有料記事)
もちろん住んでいる国に投資・応援したい気持ちはありますが、日本企業からお給料を得ているのなら、投資は海外に投資してリスク分散するという考え方もできます。また、日本の投資信託と米国向けや外国株式を組み合わせて購入することもおすすめします。
ノーロードとは、売買する時の手数料がかからないというものです。
信託報酬手数料とは、投資信託を買って持っているだけでかかる管理手数料のようなものです。
長期投資の場合は手数料が安いことは鉄則です。
下記に、主なインデックスファンドの信託報酬手数料(注 本日時点、変わることはあります)安めのファンドを例として掲載します。 eMAXIS Slimシリーズは手数料安めです(Slimとついていないものは安くない)SBIのV S&P500も手数料1%切っていてよいですね。
まとめ
ノーロード、信託報酬手数料の安いインデックスファンドを好みで選びましょう。最近は米国株式へのインデックス投資が花盛りですね。
また、何度も書いていますが、投資は自己責任です。リスクを取れる範囲で投資しましょう。
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